目元についてのカウンセリングを行なっていると、
目の上の窪みについてご相談を受けることも多くあります。
今回は目の上の窪みについて、症例を参考に記載します。
参考程度に読んでいただけますと幸いです。
【症例】全切開二重/眼瞼下垂

[術前]
二重埋没法の既往が3回ありました。
程度は強くありませんが、少し開きの弱さがあります。
そして、目の上に窪みがあります(写真矢印↓)。
[希望]
眠たそうに見える印象を改善したい。
くっきりした二重のラインを作りたい。
【考えられる窪みの原因】
目の上に窪みがある状態は、Sunken eyes とも呼ばれます。
Sunken は Sink(沈む、(位置が)低くなる)の活用形の1つです。
目の上には、眼窩脂肪という脂肪が、眼窩隔膜という膜に包まれて存在しています。
その膜(眼窩隔膜)は、まばたきを行なっている筋肉(上眼瞼挙筋)と繋がっています。
目の開きが悪くなってくると、筋肉が、より頑張って、瞼を引っ張り上げようとします。すると、筋肉に連れられて、膜(眼窩隔膜)とその中身の脂肪(眼窩脂肪)も奥へと引き込まれてしまいます。
すると、そこにボリュームとしてあった脂肪が、奥に移動して、いなくなってしまうので、窪みが生じます。
もう1つ、根本的な原因として、そもそも、(加齢による変化などで)目の上の脂肪などのボリュームが少ない、減少してきた、ということも原因としてあります。
【眼瞼下垂手術を行うことでの変化】
眼瞼下垂手術を行うことにより、目の開きが改善します。
そうすると、これまで、いつも以上に頑張っていた、筋肉の頑張りが減ることとなります。
そして、筋肉と一緒に、奥に引き込まれていた脂肪も、ある程度、元いた位置に戻り、ボリュームが復活することとなります。これである程度は、窪みが改善します。
脂肪は、目の中で、ある程度、流動的に動くので、また、奥に戻ってしまわないように、
手術中に、筋肉と一緒に引き込まれていた脂肪を奥から連れてきて、元いた位置に、縫合することで、固定し直すこともあります(眼窩脂肪の再配置)。
【窪みの改善度合い】
眼瞼下垂手術と、眼窩脂肪の再配置を行うことにより、ある程度、窪みは改善する場合もあります。ですが、完全には改善しない場合もあります。
それは、原因のところで述べた、そもそも、脂肪などのボリュームが絶対的に少ない、減少しているということがあるからです。
比較的、窪みの程度が強い場合は、眼瞼下垂と、絶対的なボリュームの少なさの要素が混じっていることが多いと思われます。
このような場合で、さらなる改善を期待する場合には、外から、ボリュームを補う必要があります。具体的には、ヒアルロン酸注入や、脂肪注入などです。
少し長くなりましたが、参考になりますと幸いです。
もし、類似したお悩みがございましたら、ぜひご相談にお越しくださいませ。
ご来院をお待ちしております。
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