カテゴリー: 杉尾医師

  • クマ治療 裏ハムラと脱脂はどちらがおすすめ?

    今回は、黒クマ(影クマ)の治療についてです。

    クマ治療を受けようと思い始めた方が、ネットやSNSで検索すると、いくつかの治療法が出てきて、どの治療法が良いのか迷うことがよくあります。

    また、いくつかのクリニックでカウンセリングを受けたけど、クリニック(先生)によって勧めてくる治療法が違うと言う方もおられます。

    多くの方が、裏ハムラと脱脂(脱脂+脂肪注入)のどちらがいいの?と疑問に思っておられます。

    美容医師の間でも、どちらがいいのか議論されている問題です。

    はじめに断っておきますが、

    私は、裏ハムラ推しなのですが、

    脱脂+脂肪注入でクマを綺麗に治している先生方も知っていますので、脱脂を否定するわけではありません。

    私が裏ハムラ法をメインにクマ治療をしている理由を説明します。

    前回、黒クマ(影クマ)のでき方(原因)を説明しましたが、

    目の下に膨らみと凹みができています。

    眼窩脂肪の膨らみは、眼窩脂肪を包んでいる眼窩隔膜が加齢とともに弛みが生じてきています。

    凹みは、皮膚と骨を繋ぐ靭帯があり窪んでいます。

    ハムラ法は、クマの原因となっている眼窩隔膜の弛みと靭帯の処理をすることができるのです。

    脱脂+脂肪注入は、原因となっている眼窩隔膜の弛みと靭帯はそのままで、脂肪の量を調整することでクマを改善させているということです。

    私は、クマの原因となっている部分をしっかり処理できる術式の方がクマを綺麗に改善されられると思っておりますので、ハムラ法をメインにクマ治療を行っています。

    次回は、裏ハムラのダウンタイムについて書きたいと思います。

    では、また次回。

  • クマのでき方(原因)と治療

    前回、クマの種類について書きました。

    ・黒クマ(影クマ)

    ・青クマ(紫クマ・赤クマ)

    ・茶クマ

    の3種類。

    それぞれ、でき方(原因)が異なり、治療法も異なります。

    まず最初に黒クマ(影クマ)から。

    年とともに下まぶたに膨らみができ、その膨らみのすぐ下は凹んできます。その凹みに影ができている状態です。

    この膨らみは、眼窩脂肪という眼球を取り囲んでいる脂肪が前に出てきて、皮膚を後ろから押して、膨らんでいます。

    そして、この膨らみの下側の凹みは、皮膚と骨を繋ぐ靭帯があるために凹んでいます。

    ですので、黒クマの治療は、膨らみは凹ませて、凹んでいるところは膨らませて、凹凸のない滑らかな頬のカーブを作り、影ができないようにすることです。

    手術の詳しい内容は、また今度。

    次に、青クマの原因についてです。

    青クマは、皮膚の下にある眼輪筋という筋肉の色が皮膚から透けて見えている状態です。

    筋肉の色は赤っぽい色をしていますが、皮膚から透けて見えると青っぽく紫っぽく見えます。

    (手首の血管も赤い血が流れていますが、青っぽく、紫っぽく見えますね。それと同じことが目の下で起きています)

    下まぶたの皮膚はとても薄く、また皮膚の下に皮下脂肪がないため、眼輪筋が透けて見えやすいのです。

    治療は、眼輪筋の色が透けて見えないようにすれば良いのですが、なかなか難しい話です。

    手術で治すとなると、脂肪注入が選択肢となります。

    ナノファットという脂肪の粒を細かくしたものを、皮膚と眼輪筋の間に入れて、眼輪筋の色を透けにくくするという方法です。

    皮膚と眼輪筋の間に、あまりたくさん脂肪を入れると、シコリになったり、変な膨らみを生じるので、注入する脂肪の量に限界があります。

    ですので、青クマが綺麗に無くなるとは言えないですが、ある程度改善させる治療ということになります。

    最後に、茶クマです。

    茶クマの原因は、皮膚のメラニン色素が増え、色素沈着を生じている状態です。

    メラニン色素が増える原因としては、クマを化粧で一生懸命隠そうとして、化粧のたびにクマの部分の皮膚に刺激が加わり、色素沈着になったり、アトピー性皮膚炎や花粉症などで目を頻繁に擦ることで、色素沈着になることもあります。

    また、家系的(遺伝的)に、目の周りの色素が濃い方もおられます。

    茶クマの治療は、擦ることが原因になっている場合は、まず擦るのをやめること。そして、メラニンを減らす治療(内服やレーザー治療)をしていきます。

    次回は、黒クマ(影クマ)の治療について書きたいと思います。

    では、また次回。

  • クマの種類と見分け方

    下まぶたのクマには、3つの異なった状態のものがあり、

    種類によって治療法も異なります。

    ですので、どの種類のクマなのかを見分けるのが大事です。

    クマの種類は以下の3種類に分けられます。

    ①黒クマ(影クマ)

    ②青クマ(紫クマ・赤クマ)

    ③茶クマ

    クマが1種類だけある人もいれば、2種類もしくは3種類のクマが合わさっている人もいます。

    見分け方ですが、2通りあります。

    まず、手鏡をお持ちの方は、手鏡を天井と水平に持ちます。

    そして、お顔も天井と水平になるように真上を向き鏡を見ます。

    この状態になると影ができませんので、普段気になっているクマが無くなっていれば、影クマです。

    真上を見た状態でも、気になるクマがあれば、青クマか茶クマがあります。

    あとは、クマの色味で青クマなのか茶クマなのかを見分けます。

    もう一つの方法は、下まぶたの皮膚を指で横に引っ張ります。そうすると、下まぶたが平坦になります。

    普段気になっているクマが無くなっていれば、それ影クマです。

    この状態でもクマがあれば、それは青クマか茶クマです。

    あとは、クマの色味で青クマなのか茶クマなのかを見分けます。

    ご自分のクマがどのクマなのか見分けられましたでしょうか?

    次回は、クマのでき方(原因)と治療について書きたいと思います。

    では、また次回。

  • ブログはじめました

    美容外科医・形成外科医の杉尾勇太と申します。

    ユア美容クリニック福岡院で勤務しています。

    主に、目まわりの手術(全切開二重、眼瞼下垂手術、眉下切開、埋没法、裏ハムラ・表ハムラ・脂肪注入などのクマ治療)や鼻整形の手術を行なっています。

    普段、Instagramに手術前後の症例写真(モニター様の写真)を掲載しておりますが、私の考えや手術の内容、人となりなどが、もっと伝わればと思い、ブログをはじめることにしました。

    よろしくお願いします。